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LAWASIAデータ保護ワークショップ:法務法人(有) 麟(LIN) チョン・ウンジュン弁護士、韓国データ保護法の現状と課題発表
法務法人(有) 麟(LIN)のチョン・ウンジュン弁護士が去る8月29日から30日まで日本東京で開かれたLAWASIAデータ保護ワークショップに参加し、韓国のデータ保護法をテーマに発表を進めました。今回のワークショップは、グローバル化とデジタル経済時代に急増する個人データの国境を越えた移動問題と、アジア太平洋地域の様々な法体系間の相互運用性確保方案を議論するために設けられました。
チョン・ウンジュン弁護士は2日間、韓国個人情報保護法について2件の発表を行いました。 8月29日には「PIPA(個人情報保護法)による国境間のデータ転送」をテーマに、韓国法律に基づく個人情報の海外移転手続きと規制現況を詳細に説明しました。続いて8月30日には「韓国の個人情報関連主要判例」をテーマに、個人情報保護に関連する核心的な裁判所判決を分析し、韓国の法的対応事例と示唆点を提示しました。
今回のワークショップでは、チョン・ウンジュン弁護士の発表に加え、次のような重要なセッションが行われました。
• Crossing Data Protection Laws and Artificial Intelligence Laws: AI 技術の発展に伴うデータ活用問題について深く議論しました。
• Profiling and Scoring:中国の社会的信用制度など、アジア地域のユニークなケースを中心にプロファイリング技術の法的規制範囲を検討しました。
• Biodata Protection: Data Protection in Human Bodies: 指紋、顔など生体情報を活用する技術に対する個人情報保護法の対応方案を議論しました。
LAWASIA通信、技術、データ保護委員会は、今回のワークショップがアジア太平洋地域のデータ保護法に関連する主要な変化を包括的にカバーする重要なプラットフォームとして機能したと述べました。特に、チョン・ウンジュン弁護士の発表は、韓国のデータ保護実務および学術的能力を知らせるきっかけとなりました。
詳細は下記記事の原文をご参考下さい。
LAWASIA
原文閲覧▼
https://lawasia.asn.au/data-protection-laws-move-asia-pacific-region
プログラム資料▼
https://lawasia.asn.au/sites/default/files/2025-08/programme%20%281%29_compressed.pdf
2025.09.25