韓国は2000年代以降、最新の情報通信技術(ICT)を短期間で民間や政府などに構築し、情報技術(IT)強国になりましたが、最近は人工知能(AI)、データ、プラットフォームなど核心的なIT分野において頭角を現しておらず、ITインフラ強国とはいえ、IT強国とは言い難い状況です。
 
電子新聞は創刊41周年を迎え、9月6日に「大韓民国デジタル再跳躍のための特別座談会」を開催し、法務法人 麟(LIN)のグ・テオン弁護士をはじめ、コ・ジン大統領直属デジタルプラットフォーム政府委員会委員長、ユン・ヘジョン韓国データ産業振興院長、チャン・ホンソンSKテレコム副社長、キム・ヨンジン西江大学教授、ヨン・ヒョンジュ生活研究所代表など各分野の専門家が出席し、韓国が再びデジタルで再跳躍するための方向性と競争力確保方策について議論しました。
  

(法務法人リン・グテオン弁護士)

 
この座談会で、法曹界の代表的なIT専門弁護士として知られる法務法人 麟(LIN)のグ・テオン弁護士は、韓国がヒューマンリソースと情報通信技術(ICT)インフラの面で大きなアドバンテージを持ち、世界最高水準のインフラを保有しているが、まだIT分野で先進国レベルに達していない状況であると述べ、このような不十分な成果の原因の一つとして、デジタル変化を制約する規制が深刻なレベルであることを指摘しました。
 
今は政府主導の成長ではなく民間主導の時代であり、米国はスペースXのような民間企業が新しい技術と事業分野を開拓していますが、韓国は自動運転ロボットのような技術が個人情報保護法に阻まれて発展しておらず、このような規制はデジタル転換を妨げる代表的な事例として、韓国のデジタル再跳躍のためには規制システムを民間主導に変えるなど根本的なパラダイム転換が必要だと提言しました。
 
詳細は下記の記事原文でご確認いただけます。
 
電子新聞、キム・ジソン/パク・ドゥホ記者
原文はこちら▼
https://www.etnews.com/20230918000008