総合ローファームへ跳躍始動
今年、年間売り上げ100億ウォン以上の法律事務所だけが該当する退職公職者就業制限ローファームとして初めて登録された法務法人「麟(LIN)」は、生産性向上とローファーム信任度の画期的な上昇を新年の経営目標に設定した。全人員が100人を越える中堅ローファームとして公職者就業制限ローファームに選定された2021年を総合ローファームとして出発する元年にし、本格跳躍のエンジンをかけている。
昨年の売上高は100億ウォンを突破した2019年より50%上昇した150億ウォン規模。コロナ禍を考えると、非常に良好な実績と評価され、麟(LIN)の高速成長は個々の事件でもすでに確認されている。
麟(LIN)は、ライム事件によって発生した各種の民事・刑事訴訟においてライム資産運用を代理しており、ライム資産運用の清算にも関わっている。また、昨年、上場廃止係留企業2社から取引再開を受任したのに続き、金融機関を相手に約300億ウォンの不当利益返還請求訴訟の上告審も遂行中だ。
麟(LIN)はク・テオン弁護士が率いるテックチームとキム・ヨンガプ弁護士が率いる知的財産権チームのシナジーが注目される技術産業分野、最近チーム構成を完成させた倒産・構造調整分野、金融産業、労働法、外資系顧客開発などを今年特に成果が期待される主要業務分野に挙げた。

「M&A専門」申栄在（シン・ヨンジェ）弁護士合流予定
さらに、昨年末にノ・スチョル元国防部法務管理官が合流した防衛産業チームと、大型ローファームで長く活躍したシン・ヨンジェ弁護士も近く加わる予定で、法務法人「太平洋」出身のチェ・ソンヨン弁護士、法務法人「広場」で長い間パートナーとして活躍したキム・ハクフン弁護士、ユン・ヒョンサン外国弁護士らが布陣するM&Aチームなどが注目を集めており、最近合流したイ・ヒョジン外国弁護士は移民法が専攻分野である。麟(LIN)は、米国に代表事務所も設置する予定だとも明かしている。

リーガルタイムズのキム・ジンウォン記者
出典:リーガルタイムズ（http://www.legaltimes.co.kr/news/articleView.html?idxno=58320）